「坂フェチ」の尾道

| コメント(0) | トラックバック(0)

坂の多い街で育ったので、子どもの頃、自転車でまわれる平地で暮らしたいといつも思ってました。
今、大人になって、ふと坂道を見つけると・・・逆にとても興奮して、無償に上りたくなってしまいます。
すっかり「坂フェチ」になってしまったようです^^;

そんなわけで、坂の多い街がとっても好きなんですが、なかでも尾道はとっても大好きな街のひとつです。
海が目の前にあって、そっからすぐ坂になるという雰囲気は、ふる里熱海と共通するものがありますが、尾道には熱海が失くしてしまった風情がまだまだ残っています。
http://www.urban.ne.jp/home/onomichi/

尾道というと、ひと昔前は大林宣彦監督の映画の舞台として、最近ではラーメンが有名ですよね。
尾道ラーメンは、海が目の前にある尾道らしく、魚の味がとっても濃い出汁です。後、尾道はとっても猫の多い街でもあります。

大林映画に思い入れがある訳では全くないんですが、平成10年の「あの、夏の日~とんでろじいちゃん~」という作品は、一番新しいですし、ほのぼのとした話なので、尾道がどういう風情が残っているところなのか知るにはいい作品かもしれません。

CMにもよく使われてますよね。
「あっ ここ尾道だ」って気がつくことたまにあります。
例えば最近ですとライフカードのCMで、オダギリジョーが桜井幸子と青春時代を回想するシーンは尾道で撮られてますよね。

とりたてて、これを見ろというところもないのですが、休日の一日、当てもなく気ままに坂道やせまい路地をぶらぶらしながら、帰りにラーメンでも食べて帰ったら、なんとなく幸せな気分になれるんではないでしょうか。
こないだ尾道公会堂の近くのラーメン屋さんを氷川きよしが思い出の味で尋ねていましたよね。

時間が余ったら、地元民が利用している小さなフェリーで、対岸の向島まで行ってみるのも素敵です。
ただし、行っても何かあるという訳ではないんですけど。

そんな尾道が大好きです。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://jam.kitchen/mt/mt-tb.cgi/2540

コメントする