ニュース23で、鞆の浦に架橋計画なるもんがあると聞いて驚いた!
驚いただけでなく、個人的には「なんでまた・・・そんな愚かなことを」と憤りを感じた。
鞆の浦と言えば何と言ってもあの素晴しい景勝、眺望が魅力の町である。
歴史的にも非常に価値が高く、市や県が申請に真剣になれば、世界遺産にだってなれるような町なのである。
その町の景観をいっぺんするような架橋計画。
愚か以外のなんでもないよね・・・。
鞆の浦は、学生時代に研修旅行で訪れた思い出の場所でもある。
確かに道はせまいし、交通の便はよくない場所である。
行政が道をつくろうとしているのも、地元の交通の便の悪さを快勝し、鞆の町から離れる人をなくそうとする政策なのだが、あの景観を台無しにするような計画では、その後の鞆の町の発展の道は絶たれてしまうということに気づいて欲しい。
歴史や文化の価値は、ほんとわからない人にはわからないもんだ。
富士山の世界遺産をみていても、ほんとこれって世界文化遺産の認定を目指す計画なの?って目を疑いたくなるような計画になってしまっている、が。
鞆の浦の景観は、景勝地に長い歴史の中でつくられてきた文化的景観がマッチした非常に素晴しい場所である。
だからこそ、なくなってしまってからでは遅いんだよね。
行政がほんとうに鞆の町の発展を考えるのであれば、世界遺産という道を模索すべきではないですか。
観光客や便利のいい場所に来るわけではない。
ここに行きたい、と思わせるような価値のある場所に行くのである。
鞆が、今その価値のある町だからこそ、その価値を台無しにしてしまうことのないように、強く福山市には望みたい。
とりあえず、福山市長に抗議のメールは送りたいと思う。
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