鳥取砂丘は甲子園ではないらしい。

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皆さんは鳥取砂丘に行ったことありますでしょうか?
ちなみに僕はありません。

あそこの砂は、もって帰ってしまってはダメなようですね。
それを知ったのは「水曜どうでしょう」原付西日本横断が、鳥取地方でも放送され、番組内で鳥取砂丘の砂をもって帰ってカブの後ろに荷物として積んでいたんですが、そのことに対してクレームがつき、ニュースとして取り上げられたからです。
静岡でも今ちょうど原付西日本縦断が放送されていましたので、とてもタイムリーな話題です。

オフィシャルHPの 本日分「2007.8.10(金)本日の日記」に、D陣のお詫びがアップされていました・・・。

7年前、2000年春。ぼくらは『原付西日本』の旅で鳥取砂丘に立ち寄った際に、『砂丘レストハウス』という場所で、そこにあった砂を袋につめ、それをバイクに積み持ち帰りました。そして番組内で紹介しました。でもそれは法で禁じられている行為でした。ぼくらはテレビ局に勤めている人間です。知らなかったでは済まされない責任を負った人間です。ですから、今後なんらかのペナルティが出るのであれば、もちろんそれに従いたいと思います。ぼくらは、いけないことをしていたのですから。
いずれにしても、このことで、ぼくらは『原付西日本』という旅を、もう二度とみなさんに、お見せ出来なくしてしまいました。ぼくらのせいです。ごめんなさい。本当にごめんなさい。
水曜どうでしょうディレクター  藤村忠寿 嬉野雅道
」 
(「水曜どうでしょう」オフィシャルHP参照)

なんか読んでいると、すごく切なくなりますねえ・・・。

でも、お二人はひとりのテレビ人として、大人として、してしまった行為に対して責任をとりたいと考えておられるように思います。知らなかったから、では済まされない、結果責任をとらなきゃなんないことってあると思います。
もう反省しているから、傷ついているから、許してあげて欲しい、と思っているファンの方も多いと思いますが、許すとか、許さないとか、かわいそう、とかいう問題なのではなくて、何かしらの形で責任をとっておかないと、社会的にも、気持ち的にも再スタートが出来ないんだと思います。
もうレギュラーの放送は終了している番組ですが、特番含めて存亡の危機にある、というものなまじ大げさな話ではないんでしょうか。

最近の朝青龍の問題にしてもそう。過去の実績や貢献から言って、あの扱いはかわいそう、とか、精神的に疲れてるから見守りたい、とか、そういう議論が出る以前に彼は自分のしたことの結果責任をとってないんですから、周囲から尊敬されるような人物となり得るはずがない。今後も相撲協会がこだわっていた「横綱としての品格」なんてもんは、難しいような気がします。結果責任をとる、って感覚をもっていない人は、傍から見ていると大人の人間としてもどう映っているんでしょうか。以前の職場でそう感じることが度々あったもんですから、僕はそんなことを思っています。

ただ、鳥取砂丘の問題は、もう何年も前の話ですから、責任をとるにもどうとったらいいのかわからない、ってトコなんでしょうね。

原付西日本縦断がお蔵入りになってしまうことは、藩士としても非常に残念なことですね。
東日本縦断だけDVDになっても何となく中途半端な気がしますしね・・・。

原付西日本縦断とは関係ないですが、そういえばミスターがサイコロの旅の中で、鳥取駅前で「鳥取の街、何にもないですね。こんなとこ、とっとと出ましょう」とコメントしてましたよね(笑)
夜行高速バスで揺られて着いた直後の早朝のコメントでしたので、僕らは冗談として笑って済ませられますが、鳥取県民の方々の心象はいい訳はないはずですよね。
直接今回の件とは関係ない話ですが、そのコメントもDVDでもう出てしまっていますから、制作陣や出演陣の方に負い目を感じている部分があったことも事実でしょうね。

何しか、鳥取砂丘の砂は甲子園のようには持ち帰れない、ということですね。

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コメント(2)

これ、ニュースみたよみたよ!
おおちゃん、気になっただろうな、ともそのとき思った。
・・・とそれよりも・・・ブログデザイン壊れすぎもいいとこだよ!
「うぉっ!」ってびっくりしたよ!
どこ、どういじれば、こんな壊れるんだと思った!

大泉さんもどうでしょうも全国ニュースでとりあげられるようになったんだな、と思ったよ。

朝起きたらブログが復活していたから、びっくりしたよ!
忙しいところどうもありがとう!!

つい、色々なボタンをいじってしまうのが悪いことだね。気をつけるよ。

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