マックのポークバーガー

僕はマックは好きで良く通っているんですが、確かに以前、「ビーフ１００％」ってことを売りに宣伝をしていましたよね。そのイメージが強いので、てっきりマックのハンバーガーは全てビーフ１００％なのかと思っていましたが・・・。

先頃、北海道のミートホープ社のビーフコロッケにポークミンチを入れる、といった一連の偽装問題で、各種ファーストフード店のハンバーガーの材料についても、報道がされました。
そこで知ったんですが、マックとモスバーガーはポークも使用している、とのことでした。

ん？
マックってビーフ１００％じゃないの？
「てりやきバーガーのミートパティには、ポークを使用しており、その旨はホームページでも公開しています。」という回答がマックからありました。

HP見てみましたが、「マクドナルドQ＆A」→「品質に関するQ＆A」→「素材」をクリックしてみると、確かにマックのビーフパティは、牛肉１００％ってありますよね。
http://www.mcdonalds.co.jp/cservice/information/q_a/q5.html

でも、これって「ビーフパティは」って条件つきなんでしょうね。
そこをつっこまれたら、おそらく「ビーフパティはビーフ１００％ですが、ポークをつかっているミートパティもあります。」って、答えるんでしょうね。
しかも食品表示の規則で実際は１００％なくても９０何パーセント以上なら、１００％と表示していいらしいそうですね。都市伝説でよく言われているのは、つなぎとして食用ミミズを使っている食品が案外多いらしい、という噂です。ただマックの場合は「つなぎは使用してない」と言ってますが、どうでしょう・・・。

確かにてりやきバーガーをピンポイントで調べると、
http://www.mcdonalds.co.jp/quality/basic_information/menu_info.php
ポークパティを使用していると書いてあります。
マックもメニューにフィレオフィッシュや、チキンをつかったもの、朝マックやら、色々とありますので、考えてみると全てがビーフな訳はないんですよね。
けど、やっぱりHPのよくある質問のところに「品質に関するQ＆A」があって、そこの「素材」をクリックすると、「ビーフ１００％」って、ビーフパティのみが紹介してあって、その他の素材には一切触れていないんですから、フェアなやり方ではないですよね。
意図したアンフェア、のような気がします。

と思うのも、今回発売したポークバーガーのCMが、
「ありそうでなかった。ポークのバーガー」って堂々と宣言しているからです。
確かにポークバーガーという名前の商品はなかったかも知れませんけど、てりやきバーガーはポークのバーガーだった訳ですし、多分ポークバーガーもてりやきバーガー用のパティを使うんでしょう？

ミートホープ社の偽装問題で、てりやきハンバーガーがポークパティと周知されてしまったから、それなら逆手にとってポークバーガーで売り出そうということなんでしょうか。

ポークが悪いとはいいませんよ。おいしけりゃいいと思っていますが、問題は・・・それでもCMで「ありそうでなかった。」と堂々と言ってしまう体質で・・・。
イメージ戦略は大事なんでしょうけど、逆にこうしたマックの広報活動は、限りなく二枚舌な企業なんだな、というイメージをもつに至りました。

やっぱりマックは確信犯。