アミダくじ

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♪アミダくじ~ アミダくじ~ 引いて楽しいアミダくじ~・・・
って30代世代にはとっても懐かしいですよね。

ふとしたことからこの歌が頭の中で流れてから・・・
アミダくじって「阿弥陀くじ」なんだろうな~って思いつつ、過ごすこと数年が経ってますが、今日ついに調べてみました。

http://gogen-allguide.com/a/amidakuji.html
アミダくじという言葉自体はそんなに古いものではなく、古くは「阿弥陀の光」などと呼ばれたようで、この形式のくじは室町時代には行なわれていたようです。
現在のアミダくじは、線を平行に引くのが一般的ですが、当時のアミダくじは、今と違って放射線状に線が引かれていて、
その姿が、阿弥陀仏の後光に似ていたことから、アミダくじと呼ばれる語源になったそう。。。

でも、それだけじゃないと思う。
今も「おみくじ」がそうであるように、くじは神や仏の前で、その意志が現れると考えられた神聖なものだったから、アミダくじは当然、阿弥陀様の意志が宿っていると考えられていたと思う。
室町時代にくじで選ばれた将軍がいたのも、くじの結果に神仏の力が宿ると信じられていた時代だからこそ、皆が納得したんだろうね。

今度、阿弥陀様の仏像を見る機会があったら、後ろについてる後光を表現した光背(こうはい)に注目してみてください。
きっと線が放射状に広がっていると思います。

何なら本物でアミダくじしてみてください・・・。

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