2月の2・3日に、京都市の左京区聖護院円頓美町にある須賀神社の節分祭で「懸想文売」(けそうふみうり)が登場して、境内で「懸想文」(けそうふみ)なるものを売っています。
写真にあるような覆面姿のコスプレ衣装に身を包んだ人たちが懸想文売なんですが、明治時代以前には、京の街中を歩き回って、懸想文を売り歩いていたようです。
手に持っているものが懸想文です。
http://homepage2.nifty.com/parad/kesoubumi01/kesoubumi1.htm
懸想って「恋慕う」っていう意味があるので、懸想文でラブレターを連想しますよね。
でもラブレターを売っている訳ではありません。
懸想文は縁談や商売繁盛などの欲求を叶える符札として、誰にも知られないように鏡台や箪笥の引き出しなどに入れておくと、自分自身がきれいになって良縁が叶うと京女の皆さんに信じられてきた風習です。
現在は、縁結びの神となっている須賀神社でこの風習を再現しているのですが、今も良縁祈願の女性たちが懸想文を買い求めに来ています。確か1000円くらいしたかなぁ。
効果については・・・聞かないでください。。。
いつぞやの節分は大雪だったなあ。
さて、今年はどうでしょうか
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