金メダル(* ̄∀ ̄)//"" パチパチ

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トリノオリンピックもいよいよ終わります・・・
皆さんは今回のオリンピックでどんなシーンが印象に残ったでしょうか。

上村愛子選手が、お母さんに手作りの金メダルを渡されていたシーンも感動的でしたし、スノーボードクロスで金メダル目前のアメリカの女子選手がゴール前最後のジャンプで、やらなくていい観客へのアピールをして転倒して、銀メダルに終わったシーンも印象的でした。
今回のオリンピックは日本勢はメダルラッシュに沸いた訳ではありませんでしたが、その分、じっくりと競技そのものの魅力を味わうことができた大会だったと思います。
普段あまり目にすることにないような競技をテレビで見ることができるというのもオリンピックの醍醐味だったりしますよね。

例えばカーリング。
競技時間も長いし、淡々と経過していくものなので、やる方はともかく、見るほうはなかなか面白みが伝わらないんじゃないかと思ってました。
でも女子チームの戦いぶりは、一度テレビをつけて見始めたら、最後までとりこになって見続けてしまう面白さがありました。
予選最後の数試合のチームの一体感は好感度高かったですし、スキップの小野寺選手のプレーはかっこよかったですね。
テレビで今回のオリンピックの主題歌を歌っていた某歌手が「石を投げるのは私でもできそう。きっとうまくできると思います」なんて、大変失礼な言葉を発していたのも記憶に残りました。マイナスの意味ですが・・・

女子フィギュアスケートでは荒川さんが金メダルをとってくれました(* ̄∀ ̄)//"" パチパチ
今まで女子のフィギュアというと、ジャンプに偏った報道しかされないので、本当にフィギュアスケートの魅力がなかなか普段目にしないものには伝わりにくかったですし、またそういった技の豪快さで順位が決まるものなら、あまり魅力を感じないなぁと思っていました。
でも荒川さんの演技を見て、本当のフィギュアスケートの魅力は、ひとつひとつの技の美しさにあるんだなぁということを痛感させられました。
間違いなく表現の美しさはダントツの№1だったと思います。

荒川さんには大切なことを教えられたような気がします。
今回から細かな採点項目が定められた中で、オリンピックという大会で得点に加算されない「イナバウァー」を自分の演技のポリシーとして挿入しました。
結果としては、得点うんぬんにならなくとも「イナバウァー」は観客の心に響き多くの歓声を生み、それが演技後のスタンディング・オベーションにつながりました。
そんな演技をした荒川さんが金メダルとして認められたということは、とかく公平なジャッジが困難で、何かと審判員に不信感だけが残る採点競技に明るい兆しを感じることができましたよね。

名シーンには名実況もつきもの。
アテネオリンピック男子体操で、メダルのかかった演技の最後の着地で「栄光へのかけ橋だ」という名セリフを残していたNHKのアナウンサーの方、今回の荒川さんの表彰式でも「アテネの女神は荒川静香にキスをしました」なんて名セリフを残していましたね。
名シーンは名セリフに彩られて、記憶に残っていくものだと思います。

さて、今年はワールドカップもあります。
4年に一度のお祭りです。
またテレビに釘付けになる日が今年はもう一度やってきます。
ジーコジャパンに過大な期待はしないようにしますが・・・

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